私たちは、近年の急速な近代化とともに、パソコン、携帯電話などが普及し、ボタン一つで物が買えるような、非常に合理的な生活を手することができるようになりました。ネット社会は、確かに利便性という意味では、一昔とは比べものにならないほど進歩した社会と言っても良いでしょう。
しかしながらその一方で、人は生身の「人間」から切り離され、「こころ」の行き着く場所を探し求めて彷徨っているようにも感じます。
社会の問題、政治の問題、医療の問題、家族の問題…今我々が直面している様々な問題は、突き詰めて行けば全て人の持つ「こころ」の問題に行き着くのではないでしょうか?
その「こころ」を誤魔化さずに正直に見つめ、真摯に向き合うことでしか、その様々な問題を解決し、乗り越えることが出来ない時代になって来ているようにも思われるます。
医療では「眠れない」という症状に対し、一律に「眠れるお薬」が出されます。「うつ」の症状にはそれを抑えるための「意欲の出るお薬」がハンを押したように出されます。その薬の効果で救われる人も沢山いるわけですから、それは決していけないということではありません。
しかし、Aさんが眠れない理由も、Bさんが眠れない理由もそれぞれにあり、Cさんがうつになった理由も、Dさんのうつがなかなか治らない理由も個別に存在するとしたら、その問題を解決しない限り、再発を繰り返し、真の意味での問題解決には至らないのは至極当然のことなのではないでしょうか。
人の「こころ」には、自分ではあまり意識することが出来ない「無意識」なる領域が存在します。前述した様々な問題には、この「無意識」が多かれ少なかれ影響していますので、なかなか自分独りでは解決出来ないことが多いものです。
「緊張しなくてもいい場面なのに緊張してしまう」
「やらなければいけないことが山積みなのに手が付けられない」
「良い人だとわかっているのに関係が上手くいかない」
「親として子どもを愛さなければいけないのに、どうしても愛せない」
「悪いことだと分かっているのにどうしてもやってしまう」…
このような、いわゆる「分かっちゃいるけどやめられない」問題もまた、多くの方が経験されているのではないでしょうか?
それらの問題の全ての答えは自分の「内」にあります。その答を探す旅を、我々代々木心理オフィスのカウンセラーの仲間たちとご一緒しませんか?
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