一頃「キレやすい子ども」という言葉が世間で良く聞かれました。他人に対して攻撃性が表面化しやすい子どものことです。そうなる要因はストレスであったり、本人の気質であったり、栄養や生活習慣であったり様々でしょうが、要は欲求や不満を言葉で人に伝えられれば、暴力でなどで訴えなくても済む様になって来る事が多いようです。ではなぜ言葉で伝えないのかと言うと、言葉で伝えるという方法を単に学んでいなかったり、「言ったってわかってもらえない」と本人が思ってしまう環境があったり、自己中心的で、支配性が強かったり、などこれもまた要因は様々と考えられます。
子どもの発達段階を踏まえて、「攻撃性」と言うものを否定的な側面だけで捉えず、欲求や主体性の発露であるという側面でも捉えながら、慎重にカウンセリングを行いたいと思っております。
ただ、教育現場では、攻撃性が強い子どもはなかなか扱いにくい場合も多く、他の子どもたちへの影響もあり、困難さを抱かれておられるのではないかと思います。そのため子ども本人はカウンセリングを受けるまでに至らないケースもあるかと思いますが、先生方の理解や、対処の仕方などご相談いただき、検討して行く事で対応できることもあるかと思います。どうぞごお気軽に相談下さい。
代々木心理オフィスは、東京都渋谷区代々木にあります心理相談の専門機関です。
当研究所では、まず、カウンセリングでじっくりとあなたのお話を聴きかせていただき、あなたのお悩みにあった方法を、あなたとご一緒に実践して参ります。
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