「辛い」「死にたい」「生き難い」「どうして良いかわからない」…
身内の方が苦しまれている姿を見ているのは、さぞお辛いことでしょう。なぜそんな事に苦しむのか、どうしてそこまで辛いのか…不思議に思われたり、理解に苦しむご家族の方も少なくないのではないでしょうか?
ご本人にもその理由が解らず、素直な気持ちを表現できずに、余計不安を助長させてしまっているケースも少なくありません。
人間は、どうしても自分の感覚や価値観で物事を判断してしまいがちです。生まれ育った時代や環境が違えば、ものの見方、考え方、受け取り方が違ってしまうことは当然のことでしょう。それがご家族であれば、なおさらの事…どうしても期待などの私的感情が生じてしまい、ついつい「こうあって欲しい」という気持ちで関わってしまうこともあるでしょう。
しかし、その思いが有形無形にご本人に伝わってしまった時、期待に応えられない自分を「駄目な人間」、「普通じゃない人」と捉えてしまったり、そんな自分に嫌悪して余計自分の殻に閉じこもってしまったり、症状の悪化に繋がることも多いように思われます。
たとえご本人になかなか変化が訪れなくても、周りの方の気持ちや接し方が変わるだけで、ご本人の言動に変化が現れることはよく知られるところです。
ご本人が治療や心療に積極的になれずにいても、諦める必要はありません。先ずは周りの方からご相談にいらしてみてはいかがでしょうか?
病気や症状は無意識にその方から発信されたSOSです。そのSOSの意味を私たちといっしょに考えて行きませんか?また、昨今、精神科や心療内科などでの向精神薬の多剤処方に、深刻な副作用があることが指摘されて来ております。
減薬や薬物療法からの離脱のお手伝いができる病院やクリニックとも連携しております。お気軽にご相談下さい。